控え目に話すあなたと俺

「秘めた想い」に関して本を書くなら、どんなことを調べる?「兄ちゃん」の一般的な解説なんかだろうか。それとも、自分独自の観点からくる見解だろうか。

悲しそうに歌う友人と枯れた森

少年は今日、小学校の給食当番だった。
マスクと帽子を着け、白い割烹着を着て、他の給食当番達と、本日の給食を給食室に取りに行った。
今日の主食は、ご飯じゃなくてパン。
バケツみたいに蓋付きの大きな鍋に入ったシチューなんかも。
少年は、一番重い牛乳だけは、男の子が運ぶべきだろう、と考えていた。
クラス皆の分38本はかなり重い。
だから自分が、バットに入った牛乳を持ったのだけど、同じ給食係のフーコちゃんが一緒に運んでくれた。
重たい牛乳を女の子には持たせたくなかったけれど、クラスで前から気になっているフーコちゃんと教室まで一緒に歩ける、と思った少年は、少しドキドキしながら、何も言わずに2人で牛乳を運んでいくことにした。

喜んで踊る君と霧
私は昔、入社してたくさんの人に囲まれて仕事をしていた。
しかし、何年かすると、大勢で共に何かをするというのが無理だと痛感した。
拘束時間が時間が長い上に、チームプレイで進めるので、どうしても噂話が頻繁。
噂話を楽しめれば世渡り上手になれるのかもしれない。
だけど、どうでもいいとしか思えないのだ。
厄介なことに、作業が遅い人に合わせて進めるという我慢ができない、早い人に合わせられない。
普通は、努力が見られない!と思うかもしれないが、家族にはそういう運命だと言われた。

騒がしく体操する君と濡れたTシャツ

仕事として、日光へ向かうことが多かった。
東京から4時間ほどの場所に位置する日光は栃木県にあり、海なし県で、多くの山に囲まれている。
もちろん、冬が来ると雪が積もり、除雪車やチェーンなど必要である。
紅葉の時期になると、東北自動車道で2泊3日で、帰って、また2泊3日という生活スタイルが多く、テレビなどのメディアで日光が登場すると懐かしくなる。
「日光を見ずして結構というなかれ」という面白い表現がある位なので、一度は見てきてほしい所だ。
少し述べさせてもらうと、ツーリストたちのメインは東照宮。
あの有名な徳川家康の眠る場所で、中の立派な様子に驚くと思う。
他にも、奥日光と言われるところにある日光湯元温泉。
硫黄泉らしく、白く、高温の湯。
この温泉に来ると冷えも治るだろうと思う。
日光東照宮が建てられたときには、この温泉を目標に多くの湯治客が集まったと言う。
情景が思い浮かべられる歴史のある日光。
旅館の紹介も兼ねて、情報誌にたくさん記載されている日光へ、行こうと考える。

前のめりで踊る友人と紅葉の山
レフも、本当に夢中になってしまうけれど、また極め付けと言えるくらい気に入っているのがトイカメだ。
3000円持っていれば取り組みやすいトイカメが簡単に所有できるし、SDカードがあるならばパソコンでもすぐに再生できる。
眼前性や、その一瞬を撮るには、レフが似合うと思う。
しかし、漂う情緒や季節の感覚を撮影するときには、トイカメには他のどれにも歯が立たないと推測する。

騒がしく自転車をこぐ母さんと花粉症

名の通った見どころである、斑鳩寺、つまり法隆寺へ出向いた。
法隆寺式の伽藍配置も十分見れて、五重塔、講堂も見ることができた。
展示室で、国宝指定されている玉虫厨子があり、予想していたよりも巨大なものだった。
このお寺様についてを知るにはきっと、かなりの時を欲するのではないかと感じる。

余裕でお喋りする子供と僕
割と大きなスーパーマーケットで買い物をしていた。
冷凍食品cornerフライドポテトをさがしていた。
そしたら、韓国文字で表記されている商品を発見した。
確認すると、韓国のおもち、トッポギだった。
昨年、釜山へ旅行した時に、何回も韓国まで旅行している友人に教えてもらったのがトッポギだ。
ここ日本で冷食になって、韓国のトッポギが発売されてるなんて、感動ものだった。

夢中でお喋りする彼とファミレス

梅雨もようやく明け、今日蝉の鳴き声で目が覚めて、少年は「夏だ。」と感じた。
あと10日ほどで夏休みという休日の午前中、少年は縁側でアイスを食べていた。
頭上では風鈴がときどき小気味いい音を立てていた。
朝から暑い日で、日光が少年の座った足を焦がしていた。
少年は半ズボン姿だった。
汗がほっぺたを伝って流れ、アイスクリームもとろけてきた。
少年は、近くにある市民プールのプール開きを待ち焦がれていた。

雲の無い金曜の早朝は食事を
チカコの自宅のベランダにて育っているトマトは、かわいそうなトマトかもしれない。
ぎりぎりまで水を与えなかったり、ワクワクしながらコーヒーを与えてみたり、野菜ジュースを与えたり。
大分飲んだ私たちに、熱燗を与えられたこともあり。
トマトの親である彼女は、今度興味でトマトジュースを与えてみたいらしい。
すでにトマトの心は全くシカト。

寒い火曜の夕方にカクテルを

とある夏の日の昼。
少年は外で、蟻の行列が虫の死骸をせっせと運ぶところを注意深く観察していた。
アリ達は一所懸命に働いているのだけど、虫の死骸ひとつでこんなにいっぱいの蟻がいたって、無駄なんじゃないかと、少年は不思議に思った。
少年は、アリ達が運んでいる虫の死骸を指ではじいたらどうなるかな、という好奇心がわいてきた。
だが、今日のところはただただ見守ることにした。
とても暑い日なので、少年の汗は顔中からあふれ、とめどなく地面に落ちた。

無我夢中で口笛を吹くあの人とあられ雲
定期診断は、毎回どこか引っかかる。
脈だったり、数値だったり、胃だったり。
胃の検査を発泡剤とバリウムを一杯飲んで受けてみて、結果がくると、胃がんの疑義があるので、至急、再検査を指定の病院にて受けてください。
と書き記してあったのには、あせった。
あせったというより心ぼそかった。
至急指定病院に再検査に原付で行ったら、結局のところ、胃炎だった。
胃は前々から痛くつらかったので、集団検診に引っ掛かったのはわかるが、文で自分の名前とがんの疑念が存在すると書き記してあったら怖かった。


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